四十路母ちゃんの断酒日記

44歳の主婦が依存に闘いを挑む記録を可能な限り赤裸々に綴ります♪

35日目:ようやく週末。

やっと週末が来る。

何だか今週は毎日のように色んなことが起こり、アップダウンどころかダウンしっぱなしだった。

 

そのせいもあって精神的にも参ってしまい、何度か冷蔵庫の中でキンキンに冷えている頂き物のプレモルに手を伸ばしかけた。

 

思いとどまりはしたけれど、結構危なかった。

 

こんな日々も、いつかは笑って思い出したり経験談として語ることが出来たりするのだろうか。

 

今は到底想像もできないが、そんな日が必ず来ると信じるしかない。

少しでも信じていないと、一歩も前に進めないんじゃないかと不安になる。

 

明日は土曜日。

断酒開始の土曜から5回目、つまり5週間ということだ。

 

開始当初は、ひと月も経てばかなり楽になっているものと勝手に想像していた。

期待もしていたと思う。

 

が、フタを開けてみれば現実はそんな甘いものではない。

激辛である。

 

もちろん、最初に比べたら幾らかは楽なのかもしれない。

いや、楽な日もあるにはある、というのが適切だろうか。

 

分かったのは、一概に「日に日に楽になって行く」とは言えないという事だ。

 

置かれた状況や起こる出来事にもよるだろう。

気分の浮き沈みもある。

 

沈む日はやはり飲みたいと思ってしまうし、下手に浮いてしまったばったりに逆に飲みたくて仕方ない日もある。

沈んで沈んで沈み過ぎて、もう飲む気すらしない事だってある。

まぁ色々だ。

 

と、こんな事を書くと断酒はただただ永遠にツライもののように聞こえてしまうかもしれないが、私自身は飲みたい気持ちと戦いながらも別にそれが嫌だとか、もう辞めたい、諦めたいなどとは思っていない。

 

そこがまた不思議なところで、辛い日も苦しい日もあるが、それでも私は今後も断酒を続けたいと思っているのだ。

 

精神的な部分はさて置き、実感できている体の変化は結構なものなのだ。

腹のスッキリ感や体重の変化、記憶力がアップしたり関節痛を感じなくなったり、血圧も下がったり。

以前にも書いたが体調面で悪くなったことがないというのは本当に大きい。

 

「いっそ飲んでしまった方がどんなに楽か!」と心の底から思ってしまうような日も乗り越えられているのは、そういう変化を嬉しいと感じている自分がいるからだ。

 

まぁ、飲んでしまった方が楽というのは、楽になった「ような気になるだけ」ということくらいは知っている。

もう騙されるもんか!とも思っている。

 

だから、今後も騙されてやらないぞ!と心に決めて、6週間目に突入して行きたい。