16日目:無けりゃ無いでいい?
断酒から2週間が過ぎ、怪我からちょうど1週間が経った。
午前中、いつものように旦那さんと1週間分の買い物へ。
大量の荷物は「今度からは何往復かして運ぼう!」と決意していたが、旦那さんが全部運んでくれ、途中から子供達が手伝ってくれたので私は手ぶらで安全に帰宅させてもらえた。
ありがたや。
飲んでいた時は、買い物の最後に必ず箱買いしていた第3ビール。それにチューハイやハイボール、たまに焼酎や梅酒。
私が断酒を始めて、箱で買う必要が無くなったため、旦那さんが飲む1週間分の第3ビール6缶パックひとつだけ。
たまには芋焼酎を買うようだが、それも月に1本程度。
会計時にはやはり、結構な金額の差を感じる。
ちなみに今日の買い物ではノンアルコールの梅酒風とかチューハイ風のを3本ほど買い与えられた(笑)
ノンアルは2週間の間に6本飲んだので、3本買ってくれたのだろう。
自分だけ飲んで悪いと思っているのか、はたまた一緒に飲まなくなってつまらないと思っているのか、直接聞いた事はない。
そのうち聞いてみようと思う。
でも、なんとなく
ノンアルはそろそろ、無けりゃ無いで良さそうな気がしている。
これから本格的に気温が上がって来ると、また冷えたビールが恋しくなるのかもしれないが、今のところはノンアル無くても大丈夫そうだなぁと思っている。
せっかく買ってもらったので、今日は「酔わないウ◯ッシュ」を頂いてみた。
えーと…梅ジュースだった(笑)
いやむしろ、ノンアルコールビールよりも酒っぽくは無い気がする。
どうしてもノンアル飲むんだったら、ジュースっぽいヤツの方が良いのかもしれないな。
飲みながらよくよく原材料を見たら砂糖が入っていたので、多分次は買わないけど。買うのなら、次からはちゃんとよく見て選んで買おう、せめて。
日曜日の旦那さんは、夕方早い時間から飲み始める。日曜だけは飲酒量と食事量が多めだ。
今日も夕方早めに飲み始め、録りためていた「吉田類の酒場放浪記」を延々と観ている。
以前はこの番組を観るとひたすら酒が進んでしまったものだったが、今日は特に酒が欲しくなるでもなく、隣で一緒に見ながら「あ、それ美味しそうだなぁ」とか「あれ、どうやって作るんだろうなぁ」とか、この店安いなとか、感じる事はその程度のものだった。
隣でついつい酒が進んでしまう旦那さんを見ながら、ほんの半月前までは自分もそれ以上に飲んでいたことを思い出し、何となく苦々しい気持ちになりながら。
いつまた自分もそこに戻ってしまうかは分からない。
まだ、たった2週間断酒が続いただけだから。
だから、戻らない決意を新たに固め、飲まない1日を今日も重なる。
淡々と、それを繰り返すだけなんだろうな。
いつもより飲酒量の多い旦那さんを近くで見ていると、アルコールが感覚を麻痺させるためにかなりの量を食べてしまうとか、そういうのを目の前で見て理解できる。
一緒にやめられたら一番いいんだけどな。