四十路母ちゃんの断酒日記

44歳の主婦が依存に闘いを挑む記録を可能な限り赤裸々に綴ります♪

31日目:断酒開始から1ヶ月

何をもって1ヶ月とするのかは微妙なところだが、新月の日を選んで断酒を始めた私は、今日2度目の新月を迎えたことで「ひと月断酒を続けられた」と、ようやく感じることが出来た。

 

飲みたい日も眠い日もまぁまぁあるが、今のところ「まだまだ続けるぞ!」という気でいる。

 

昨日も書いたが、そろそろ色んな意味で復活したいと思っているところでもあり、今日は帰宅後のやる気ダウンにもめげずに、昨日買って何も手をつけられなかった食材達を形にしたり仕込んだりと頑張ってみた。

 

数日間は弁当も楽が出来そうだ。

 

少し、ほんの僅かではあるが、達成感めいたものが湧く。

しみじみと、あぁよくここまで頑張れたな、と素直に思う。

もちろんこれから先も続けようと思っているので「終わったー!やったー!」という達成感ではないが、これはこれで悪くない。

 

自分だってやれば出来ると思えた事は、いつでも何に対しても自信のない私にとっては大きなことなのだから。

 

こんな米粒大の小さな自信と成功体験、次は豆粒くらいに育てたい。

 

明日の私のために、今日も飲まない夜を重ねる。

 

 

なんつって、帰ってから1本ノンアル飲んだけど。

せっかく与えられたので、それはそれで良しとしておく👌

30日目:3週間ぶりの血圧測定

次男が部活中に腰を強打したため、日曜にやっている整形外科を探して連れて行った。

 

長い長い待ち時間、血圧計を見つけたので早速測定してみた。

 

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上は先月自分の怪我で医者にかかった時に測定したもの。怪我をした当日はこれより更に高かった。

怪我をしたせいもあるだろうと言われたものの、かなりショックを受けた。

少し落ち着いたはずの2日後、うっすらと下がっていることを期待してはみたが撃沈の結果。

 

それから3週間が経ち、その間もちろん酒は飲まずに過ごした。他に酢を摂ったりもしたけれど、毎日ではない。大体毎日摂っていたのは豆乳甘酒くらいだ。

 

少しでも下がっていて欲しいと思いながら測ってみたら、思ったより下がっていて驚いた。

 

血圧計が家にないので定期的に測っていないため、平時どれくらいかという事は分からない。

 

この機会に、家庭用の血圧計を買ってみるのも良いかもしれない。

 

このまま断酒を続けて、体が少しでも良い状態で居られるよう気をつけていきたい。

 

…と、思うのは簡単だが、実際に行動するのはまた別の話で、難しいところ。

このところは食生活が随分といい加減だ。

やる気は復活せず、料理をするのは相変わらず億劫な毎日で、胸の打撲が痛むのをいいことに弁当もサボっていた。

 

打撲の痛みも最初の頃に比べたらだいぶ良くなって来ている。

あまり圧がかからないよう気をつければ大抵のことは問題なく出来る。

 

そろそろ、色んな意味で復活しないと。

 

 

29日目:またもや与えられる。

仕事から帰った旦那さんが、大きな紙袋を抱えていた。

 

えーと

それは

ビールの紙袋ですね?

からしプレモルですね?

 

24缶、一箱!

頂き物だそうだ。

ほえー 買ったら結構しますぜ、ソレ。

 

旦那さん、ホクホクだ。

 

…毒ですけどね。

 

で、自分ばかり悪いと思ったのか、私にとコンビニ袋を差し出した。

 

中にはノンアルコールビール2種各2本。

 

またもや与えられてしまった(笑)

 

 

てな訳で、せっかくの29日目の夜ではありますが、ノンアル頂きまーす…ヽ(´o`;

 

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後ろに写ってるのはサリュで最近買ったボトル。

 

家ではアレコレ飲まずに水にしようと思い、どうせならどれくらい飲んでるか分かった方がいいだろうと、更にどうせなら温かい飲み物でも大丈夫なヤツがいいだろうと買ってみた。

 

100均でも似たようなボトルを売っており、実は既に家に6本あるが、こちらは残念な事に「熱湯NG」なのだ。

普段は作った甘酒を入れるのに使っている。

 

何となく購入が無駄なようで数日悩んだが、熱いのがダメなやつは現行どおり甘酒用に使うことにして、結局購入した。

 

今のところ、毎日常温の水を入れて便利に使っている。

寒い日は白湯にしてもいいし、生姜紅茶なんかを入れてもいい。

 

で、空になったら大体500mlほど飲んだと分かる。脱水にも水浸しにもならない「ちょうどいい水分量」絶賛模索中である(笑)

 

断酒4週間達成!

とうとう、遂に、ようやく、4週間。

「一区切り」とそろそろ言ってみても良いのではないだろうか。

 

長かった気は不思議としない。

そうかと言って「あっという間に」という感じでもない。

 

身の上に色々なことが起き過ぎたせいかもしれないが、その日その日を生きてきただけで、気がつけば4週間というのが一番適切かも知れない。

 

自分自身の怪我、インコの突然死、次男の急患騒ぎ、学校行かない部活辞めたい問題、次男の怪我、未解決問題は未だ山盛り状態。

まぁちょっとした事でも大きな事でも、立て続けに起これば対応する方も中々に大変な思いをするし、疲労感は結構なものだ。

 

そういう状況だったので、そりゃあ飲んだくれて記憶をブッ飛ばしてしまいたい日もあれば、飲むどころの騒ぎじゃないって日も、そのどちらでもない日もあった。

 

ここまで来てみて言えることは

  • 体調面で悪い事は何もない
  • 見た目がスッキリしてきた
  • 体重も少しずつ減っている
  • 気付くことが増える
  • 記憶力がアップする
  • 考え事の時間が長くなった
  • マイナス思考の時間が微妙に短縮
  • 喫煙量が増加
  • 冷蔵庫の開閉回数が増加

といったところだろうか。

 

よく聞く「断酒すると甘い物が欲しくてたまらなくなる」は、私にはあまり当てはまらないようだ。

 

砂糖の害については実母が癌になった時に自分なりに色々調べて「摂らないに越したことはない」という結論に達しているため、この2年程は頂いた時には有難く美味しく頂くが、自ら率先して摂取しないようにしている事もあるかもしれない。

 

食欲もさほど変化はない。

もともと酒を飲む時におつまみ不要だったので、体重はそんなに減らないだろうと思っていたが、始めてみれば腹はへこんできたし体重も1キロちょっとは減っている。

 

何より実感として「体の軽さ」がハッキリとあるので、いかにアルコールで膨れていたのかという事が分かる。

 

飲んで酔って記憶も曖昧な毎日と、素面でハッキリと記憶の残る毎日は、やっぱり違うものだ。もちろん歳をとって若い頃よりも物覚えが悪かったり記憶の保持期間が短くはなっているものの、酔っていた時に比べたら全く違う。

 

たったひと月足らずでも実感できる事は結構あるものだと、振り返ってみて思う。

 

あと何日飲まずに過ごしたら断酒チャレンジ終了!などというゴールめいたものはない。

できる事ならばもう飲まずに生きて行きたいと思う。

が、時には「乾杯!」とグラスを合わせて大切な人達のめでたい事を祝うくらいはしたいな、という気持ちもある。

 

祝い事には酒!という洗脳のようなものでもあるのか、別に飲まなきゃ目出度くないわけではなく、飲まなきゃ祝えないという決まりもないのに変な話だ。

 

「洗脳」というのは、案外本当なのではないかとも思う。

そういう風に刷り込まれて育ってくれば、そういう考え方が当たり前であり「普通」なのだ。

 

その洗脳を、いかにして解くか。

 

家族や友人や医者などに諭されて気付きを得る事もあるだろう。

助けを借りられるなら、幾らでも借りればいいと思う。

もちろん向き不向きはありそうだが。

 

ただ、自分自身で気付かなければ変われない事の方が圧倒的に多いように思う。

 

「あ、このままじゃヤバイな。」

 

ある時、なにかのキッカケでそんな風に危機感を持つ事が出来たら、それはとてもラッキーなのではないか。

 

今はそんな風に思う。

 

 

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白菜の花もすっかり育ち、摘んで食べる機会はとうに過ぎてしまったが、これはこれで春を感じて幸せな気持ちを呼び、鮮やかな黄色は美しい。

28日目:やってられない日も

くっそーーー!と思う日も

何でこんな事ばっかり…と泣きたくなる日も

私ばっかり!とイライラする日も

 

ローテーションかと思うほど繰り返される時がある。

何故か、続くときには続くし、ない時にはない。

 

気持ちの問題も大きいのだろう。

どんよりとした気持ちでいれば、どんよりしてしまうような出来事を引き寄せる事もある。

 

楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなる、と言う。

 

ならば、全てがとは言わないまでも、逆も然りな部分は少なからずあるだろう。

 

どんより顔はどんよりするような、しょんぼり顔はしょんぼりするような出来事を呼ぶならば…

 

飲んだくれていたら、飲んだくれたくもなるような事を呼びはしないだろうか。

 

となると…

やっぱりウソでも笑っておいた方が得なような気がする。

出来れば酒なんか飲まずに。

 

「飲まずに素面でウソ笑い」

しばらくは試しにコレを目指してみようかと思う(笑)

 

そのうち、ウソじゃない笑いになるかもしれないさ。

 

 

さて、28日目の夜。

28日、そう、4週間だ。

27日目:飲まなきゃやってられない時

何かあった日は、いつもに増して飲んでいた。

 

ついてない日も、嫌な事があった日も、やる気の出ない日も、悲しい日も、腹の立つ日も、とにかく飲んだ。

 

そしてその逆の時

朝からついてる日も、嬉しい事があった日も、やる気に満ち溢れる日も(あんまりなかったけど)、楽しい日も、穏やかな日も、やっぱり飲んでいた。

 

どっちにしろ毎日飲んだ。

でも、悲しい日や怒りに支配される日、そしてどうしようもなく気分の沈む日には、特に飲んだ。

 

今日は、どうしようもなく気分の沈む日だ。

 

帰り道、旦那さんに車で拾ってもらい、最寄りのスーパーに寄った。

旦那さんがノンアルを買ってくれた。

酒売り場の前で、「前だったら、こんな日は呑んだくれてたね」なんて話をした。

 

今日は、結構打ちのめされた。

でも、こんな日こそ、飲まずに過ごしてやるんだ。

 

まだ負けない。

 

せっかくだからノンアルは頂くけど(笑)

 

 

そうそう、昨日は水などを飲んで過ごし、早めに休んだ。

 

このところ睡眠不足だったのか、あんなに早く寝たのに寝坊した(笑)

でも、たっぷりと寝たしノンアルも飲んでいないので、体調は良かった。

 

ノンアルも飲まないようにしようと思った翌日に与えられてしまったが、旦那さんなりに協力してくれているんだと思うので、ご厚意には素直に甘え、感謝とともに頂くことにする。

 

ありがとう。

もう無くても大丈夫になったから、要らないよ。

 

そのうち、笑顔でそんな風に自然に言えるようになればいい。

26日目:ノンアルを飲み続けていると

このところノンアルコールビールを飲む回数が増えた。

 

断酒開始当初は極力飲まないようにと思っていたけれど、それでも週に3本、次の週も3本、先週は4本か5本飲んだ。

 

これ、何だか良くない傾向のような気がしている。

 

ノンアルでもカクテル系のものは甘ったるいジュースのようだったり不味かったりで、こんなの飲むくらいなら水の方がいいと思っていた。

それは今も同意見だが、ノンアルコールビールとなるとだいぶビールの味に近づけてあって飲みやすい。

この飲みやすさが私にとっては罠になる。

 

感覚的にはビールを飲んでいるときに近く、つい2本目を開けようと手が伸びてしまう。

 

そうして2本飲んだ次の日などは、二日酔いやアルコール頭痛こそないものの、どうも何だか調子が出ないような気がするのだ。

太るわけでもないようだが胃の調子が落ちる気がする。

 

しゃっくりが出たり、炭酸のせいか呑気症のような症状が出たりと、とにかくそれを飲むと飲まないのとでは体調に差があるようだ。

 

ちなみに昨夜はノンアルを飲まないつもりでいたし、冷蔵庫にも置いていなかった。

 

が、家事がひと段落して、せっかく素面なのだから本屋にでも行ってみようかと車で出かけようとしたところ、次男がついてきた。

 

すると2人きりの車内で、学校生活や部活動、進路のことなど悩み多き次男坊が、ポツポツと胸の内を語り始めた。

 

色々と聞いて、このまま帰ると話が途中になると思い途中コンビニに寄り、次男にジュースと私にホットコーヒーを買った。

それだけのつもりだったのに、ノンアルコールビールも買ってしまった。

 

次男の話をコーヒー飲みながら聞いて、続きを話しながら帰宅。

 

皆が寝静まった後、何か次男の助けになるような情報はないかと色々調べているうち、結局ノンアルを飲んでしまっていた。

しかも2本。

 

酔いはしないが炭酸で満腹になる。

酒を飲んだわけじゃなくても、似たような感覚に陥り、飲んでいた時のようなダラダラした夜を過ごす。

 

当然寝るのも遅くなり、心なしか寝つきもイマイチで、夜中に2回もトイレに起き、そうするとやっぱり朝がキツくなり、昼間眠くなるという、ただの1つも良いことがない結果を招き、更にはスパイラルに陥っていくパターンだ。

 

なんて恐ろしい。

このまま負のスパイラルにハマらないよう、気付いた時から修正しておきたい。

 

ノンアルは酒じゃない。

でも、何だか酒と一緒だ。