四十路母ちゃんの断酒日記

44歳の主婦が依存に闘いを挑む記録を可能な限り赤裸々に綴ります♪

断酒4週間達成!

とうとう、遂に、ようやく、4週間。

「一区切り」とそろそろ言ってみても良いのではないだろうか。

 

長かった気は不思議としない。

そうかと言って「あっという間に」という感じでもない。

 

身の上に色々なことが起き過ぎたせいかもしれないが、その日その日を生きてきただけで、気がつけば4週間というのが一番適切かも知れない。

 

自分自身の怪我、インコの突然死、次男の急患騒ぎ、学校行かない部活辞めたい問題、次男の怪我、未解決問題は未だ山盛り状態。

まぁちょっとした事でも大きな事でも、立て続けに起これば対応する方も中々に大変な思いをするし、疲労感は結構なものだ。

 

そういう状況だったので、そりゃあ飲んだくれて記憶をブッ飛ばしてしまいたい日もあれば、飲むどころの騒ぎじゃないって日も、そのどちらでもない日もあった。

 

ここまで来てみて言えることは

  • 体調面で悪い事は何もない
  • 見た目がスッキリしてきた
  • 体重も少しずつ減っている
  • 気付くことが増える
  • 記憶力がアップする
  • 考え事の時間が長くなった
  • マイナス思考の時間が微妙に短縮
  • 喫煙量が増加
  • 冷蔵庫の開閉回数が増加

といったところだろうか。

 

よく聞く「断酒すると甘い物が欲しくてたまらなくなる」は、私にはあまり当てはまらないようだ。

 

砂糖の害については実母が癌になった時に自分なりに色々調べて「摂らないに越したことはない」という結論に達しているため、この2年程は頂いた時には有難く美味しく頂くが、自ら率先して摂取しないようにしている事もあるかもしれない。

 

食欲もさほど変化はない。

もともと酒を飲む時におつまみ不要だったので、体重はそんなに減らないだろうと思っていたが、始めてみれば腹はへこんできたし体重も1キロちょっとは減っている。

 

何より実感として「体の軽さ」がハッキリとあるので、いかにアルコールで膨れていたのかという事が分かる。

 

飲んで酔って記憶も曖昧な毎日と、素面でハッキリと記憶の残る毎日は、やっぱり違うものだ。もちろん歳をとって若い頃よりも物覚えが悪かったり記憶の保持期間が短くはなっているものの、酔っていた時に比べたら全く違う。

 

たったひと月足らずでも実感できる事は結構あるものだと、振り返ってみて思う。

 

あと何日飲まずに過ごしたら断酒チャレンジ終了!などというゴールめいたものはない。

できる事ならばもう飲まずに生きて行きたいと思う。

が、時には「乾杯!」とグラスを合わせて大切な人達のめでたい事を祝うくらいはしたいな、という気持ちもある。

 

祝い事には酒!という洗脳のようなものでもあるのか、別に飲まなきゃ目出度くないわけではなく、飲まなきゃ祝えないという決まりもないのに変な話だ。

 

「洗脳」というのは、案外本当なのではないかとも思う。

そういう風に刷り込まれて育ってくれば、そういう考え方が当たり前であり「普通」なのだ。

 

その洗脳を、いかにして解くか。

 

家族や友人や医者などに諭されて気付きを得る事もあるだろう。

助けを借りられるなら、幾らでも借りればいいと思う。

もちろん向き不向きはありそうだが。

 

ただ、自分自身で気付かなければ変われない事の方が圧倒的に多いように思う。

 

「あ、このままじゃヤバイな。」

 

ある時、なにかのキッカケでそんな風に危機感を持つ事が出来たら、それはとてもラッキーなのではないか。

 

今はそんな風に思う。

 

 

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白菜の花もすっかり育ち、摘んで食べる機会はとうに過ぎてしまったが、これはこれで春を感じて幸せな気持ちを呼び、鮮やかな黄色は美しい。