44日目:忘れていたアレが蘇る
下書きに入れたまま寝落ちしたらしいので、昨夜のものを昨日の日付で上げておこう。
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そうだ、私は偏頭痛持ちだったのだ。
と、思い出したような言い方をするのは、飲んだくれている間はあらゆる部分が麻痺していたり、頭痛がある日は朝からのアルコール頭痛ということがほとんどだったので、しばらくその存在を忘れていただけに過ぎなかったのだと最近理解したからだ。
酒を飲まなくなって、体調面で悪くなったことは1つもないと以前書いた。
今も大体同じようなことを思っている。
偏頭痛に関しては酒をやめてから始まったわけではなく、若い頃からずっとあるものだ。
ただ、飲んでいる間は「偏頭痛」として頭痛を感じることはほとんどなかったように思う。
何かで、酒を飲み続けている間は感じない痛みを、酒をやめてから感じるようになる場合があるというのを読んだことがある。
不調や痛みとしてそこに実在してはいるが、アルコールの影響で、本来なら感じるべき痛みや不調を感じなくなっている、いわゆる麻痺した状態ということなのだろう。
気持ち的には出来れば痛いより痛くない方がいいが、本来感じるべきものを感じないのなら、例えばそれが深刻な病気の症状であった場合を考えると恐ろしさしかない。
少なくとも良いこととは思えない。
多分今日の頭痛は、強めの日光と車のエアコンのせいかと思う。
その前は低気圧の時だった。
ちょっとした懐かしさすら覚えるこの感じ、以前はしょっ中感じていたことだった。
毎日毎日を飲んだくれて過ごすようになり、二日酔いの胃のむかつきや吐き気、アルコール頭痛などの症状に隠れてはいたけれど、偏頭痛は変わらずずっとそこにいたんだろうな、と今は思う。
飲んで酔ってわけわからない状態で毎日を過ごしていると、大切なサインも見逃すだろうし、体の声など聞こうともしないだろう。
本当はずっとそこにいた偏頭痛に改めて気がついて、そんなことを思った。
よく体を温めて、体の声にちゃんと気が付けるように、これからの時間を過ごそう。