四十路母ちゃんの断酒日記

44歳の主婦が依存に闘いを挑む記録を可能な限り赤裸々に綴ります♪

42日目:飲まないことに体が慣れれば

土曜日が来る、と思うたびにまだ「あれから何週間経ったんだな」とついつい確認してしまう。

 

まだまだ、断酒日数という「目に見える数字」が増えて行くのが嬉しいと感じる。

 

まるで貯金が増えて行くかのように。

…増えないけど(笑)

 

でも、何となくそれに近い感覚のような気がする。

数字が増えて嬉しいのは「通帳」というのは多くの人が感じるものだろう。

逆に今、数字が減って嬉しいのが「体重」や「体脂肪率」だ。

 

これに関しては減り続けるわけではなく、食べたり飲んだりしたものや量によって勿論変動するが、断酒開始からたまに体重計に乗り記録していたグラフを見れば、開始前から現在まで小さなアップダウンを繰り返しながらも確実に右肩下がりの線を示している。

 

昨日の朝にはギリギリ47キロをきっていて、ベストの45キロまで残り2キロ弱というところまで来たことを数字で実感した。

 

飲まないことに少しずつ体が慣れて来ると、例えば断酒の影響で若干「食べること」に傾いてしまったりしていても、徐々に落ち着いて来る。

 

それに、食べ物の甘みと塩気を強く感じるようになってきて、少しずつ味覚が戻って来たのかもしれないとも感じる。

 

これで禁煙にも成功すれば更に「美味しく食べる」事ができそうだし、味ももう少し薄目で良いかなという気がして来て、実際味噌汁などは以前よりだいぶ薄味に作るようになった。

 

気持ち的には、会話の中に飲む話が出て来ると少しは寂しさを感じることもあるが、体はあまりそうは思っていない様子だ。

それに、酒が原因で自分や誰かを傷つけ、築き上げて来たものが一瞬にして崩壊する事を思えば、どうしたって「やっぱり飲まない方がいいな」という気にはなる。

 

中には「自分だけは大丈夫、そんな失敗はしない」と思う飲んだくれもいることだろうが、私はそのタイプではないらしい。

「飲み続ける以上、明日は我が身」としか思えない。

そして、そんな自分を「それでいい」と思う。

 

せっかく体が飲まないことに慣れて来ているのだから、あとは精神面が飲まないことに慣れ、飲まないことが当たり前になれたらと思っている。

 

慣れということが良い方向に作用することもあれば、逆の場合もある。

 

もう慣れたから少しくらい飲んでもまた断酒出来る。大丈夫大丈夫!などと馬鹿なことを考えないようにしたい。