四十路母ちゃんの断酒日記

44歳の主婦が依存に闘いを挑む記録を可能な限り赤裸々に綴ります♪

家に着くとやる気が消滅する

働く主婦あるあるだろうか。

会社にいる時間は、仕事をしながらも家に帰ってからする事を結構考えている。

 

今ある食材の在庫を頭に思い浮かべ、晩のおかずや作り置きにするおかずなどを数品考え、更に期限の迫った食材があればそれを使ってアレを作ろうコレを作ろう、葉物は茹でて冷凍しておこう、肉や魚は下味冷凍にしておこうかな、などなどまぁ様々な事を考える。

 

頭に浮かんだそれらをスマホのメモに書き留め、帰ったらまずはアレから手をつけよう、などと段取りまで頭の中に描きながら帰宅する。

 

ところが何故だろう。

帰宅した途端に、全ての「やる気」が失せてしまうのだ。

それも一瞬にして。

 

それでも、ご飯を作らないわけにも行かないし、朝の洗い物などがシンクに残っていれば片付けないと始まらないので、ひとまず台所には立つ。

 

しかし、体が動かない。

あんなにアレコレ考えていた事は、電車の中までは明確に頭の中にあったはずなのに、玄関を開けて廊下を歩く僅かな時間で消滅してしまうのだ。

 

一体なんだというのだろう、この現象は。

 

更年期も近いのかもしれないが、この現象は今に始まったことではなく、もう随分と前からこんな感じが続いている。

 

気分のムラもあるし、日によって強く出たりそうでもなかったりという差はあるが、「帰宅後もやる気に満ちてテキパキ家事をこなす」という事は残念ながら皆無だ。

 

それで食材をダメにしてしまったこともあり、都度深く反省するのだが、結局翌日も家に着くとやる気がどこかへ消えていってしまう。

 

飲んでいるときは、それでも台所で飲みながら作業する事で、ダラダラではあるが何とかこなして来た。

 

それがなくなった今、むしろやる気が出る事を期待したい気持ちはあるが現実は真逆のようだ。

 

時間ができたらやろうと思うことも多々あるが、正直なところ何ひとつ出来ていないのが現状だ。

 

せいぜい先日の病院の待ち時間に本をだいぶ読んだ程度で、読みかけの本はまだまだあるし、病院での続きもまだ読んでいない。

 

何とか脱出したいと、もう何年思っているだろうか。

 

ふと、ネットで検索窓に「家に帰ると」と入れてみたら、候補に「家に帰るとやる気が出ない」と出て来て笑ってしまった。

 

私だけではないらしい。

が、私だけではないと安心して何もしなくて良いわけでもない、

何とかしないと、何も進まないし不快なままにこれから先も過ごすことになってしまう。

 

何とかかんとか最低限のことはやっているが、それも最低限に達しているかなど怪しいものだ。

 

どうにかしたいこの状況。

 

何か良い知恵はないものだろうか…と、考えることは幾らでも出来るが、いかんせん行動が伴わない。

考えてばかりいても意味がない。

 

とは言え、今は昼休みにこれを書いているので、結局今できることは「考えること」だけなのだが。