四十路母ちゃんの断酒日記

44歳の主婦が依存に闘いを挑む記録を可能な限り赤裸々に綴ります♪

9日目:救急車に初乗り騒ぎを起こす

飲みたいながらも何とか順調に飲まない日々を重ねていたところに、まさかの事態が。

 

旦那さんと買い物に出て、1週間分の食材やら沢山の荷物を車から自宅まで運ばなければならない。

マンションというのはそういう部分では不便だ。

 

私はお店で買ったものをそのまま入れる形式のピンクの買い物カゴを両手にひとつずつ持って階段を上っていた。

後ろを歩く旦那さんは、もっと沢山の重たい荷物を持ってくれている。

早く鍵を開けてあげようと、少し急ぎ足で歩いていた私は、階段で足が上がり切らなかったのか、前に倒れた。

両手に思いカゴを持っていた為、手をつく事が出来ずに顔から階段に激突したというわけだ。

 

あまりの痛みに顔を手で押さえながら起き上がったら、階段にボタボタと血が落ちて行く。

止まる気配もない。

 

どこから出ているのかも分からないがとにかく痛いし血の量が恐怖だった。

 

旦那さんが慌ててタオルを車に取りに行き、タオルで顔を押さえながら「目は見えるか」とか聞かれることに受け答えし、救急車を呼ばれるのをそばで聞いていた。

 

意識ははっきりしている。

とにかく痛い。

私はどうなるんだろう?

まぁ死にはしないだろうけど、なんだか大変な事になってしまった。

 

この大量の荷物をとにかく家に運ばなきゃ…

 

救急車を待ちながら、そんな事を旦那さんに言っては「いいから!とにかく動くな!」と言われ、通りがかりのマンションの住人の方に大丈夫ですか⁈とか色々聞かれては「いやちょっところんじゃって〜」などと何でもないように答えたが、周りが血だらけなんだから通る人もそりゃあ驚くだろう💦

 

救急車が到着すると、隊員の方に色々質問されながら自分の足で救急車に乗った。

道中、段々と気持ち悪くなってきて横になって休むうち、病院に着いた。

 

目の上が深く切れていたようで、大量の出血は瞼と鼻からだったようだ。

幸い目に異常はなく、CTの結果も大丈夫だった。

 

顔が別人のようになった。

胸を強打したらしく、動くとひどく痛む。

 

夕方に帰宅した次男は横になっているボロボロの私を見て泣いていた。

死んだと思ったのかな💦

 

ぼんやりと考えていたのは、

 

せっかく酒をやめたのに何でこんな事になるんだろう。

 

そんな事だった。

 

酒をやめたらいい事があるとでも思っていたのか、どこからそんな考えが浮かぶのかは分からないが、とにかくそう思った事は確かだ。

 

更に悪い事には、インコが死んでしまっていた。

夕方になるより少し前くらいに亡くなったようだ。バタバタで気づいてやれなかった。

 

私がこんな事にならなければ、と、ただただ後悔しかなかった。

 

安静にとの事だし、この顔では外にも出られない。上司にはその日の内に連絡をし、月曜を欠勤する旨を伝えた。

 

仕事も出来ない

家事も出来ない

 

あーもう最悪だな

何だってこんな事になっちまったんだ。

 

そんなこんなの、9日目でありました。

一体これからどうなってしまうんだろう。