四十路母ちゃんの断酒日記

44歳の主婦が依存に闘いを挑む記録を可能な限り赤裸々に綴ります♪

51日目:帰省

今日は朝早くから出かけて旦那さん実家へ。

いとこ同士を会わせたいという思いがあり、義妹親子と日程を合わせてみたら今日しかなかったので、日帰りとなった。

 

旦那さんの実家は義父、義母ともに大酒飲みで、毎回私たちが着いたらすぐにビールが出てくるような所。

断酒中の私にとっては、申し訳ないが「今は行きたくない所」と言わざるを得ない。

 

が、今回は日帰りなので「ビール飲むわけにも行かないもんねえ。」というお義母さんの一言にホッとした。

 

盆正月が怖いところだが、それまでに上手い断り方を考えておかなければ。

 

別に付き合いなんだから飲めばいいのかもしれないけど、どうにも勿体ない気がしてならない。

ここまで続けてきたことが無駄になってしまうのではないかという恐怖もある。

 

お義母さんなどは飲む人歓迎といった感じだし、お義父さんも毎回泊まりの時には自作のビールを勧めてくれるので、申し訳ない気持ちもある。

 

お付き合いしたいが、出来ればこれからはノンアルか何かで付き合わせて頂ければ有り難いと思う。

 

そう上手くいくかどうかは分からないが。

 

 

さて連休も最終日。

明日からはまた仕事が始まる。

旦那さんも週半ば頃から少し長めの出張が入ってくるらしい。

 

旦那さんが居ないということは、家で長々とテレビを見る人も居ないし隣で酒を飲む人も居ない。そしてタバコを吸う人も居ないということだ。

 

出張中に禁煙始められたらベストかもしれない。

 

とか何とかアレコレ目論んではいるが、目の前に未解決のでっかい問題もドカンとあるわけなので、焦って無理して余計ひどいことになったりしないよう、じっくりゆっくり計画的にやって行けたらと思っている。

 

やりたいと思っていることも、やらなければならない(と思っている)ことも、これから始めてみたいことも、始めたものの中途半端になっていることも、山のようにある。

 

せっかくなので1つくらいは開始もしくは再開したい。

 

やる気の出ない状況を少しだけ改善する方法も何となく見つけたことだし、これが仕事のあった日の帰宅後にも有効だとすれば、何かは出来そうな気がする。

 

今日はすでに実家行きでお疲れモードだが、ひとまず明日からまた1週間続く弁当作りのためにも、おかずの作り置きをいくつかは用意しておきたい。

明日の私のために、あともうちょっとだけ頑張ろう。

 

などと、ベランダで一服しながらブログを書いている断酒51日目の私なのであった(笑)

50日目:連休もほぼ終わり…

明日は朝から旦那さんの実家に行く予定なので、連休は実質今日で終わりだ。

 

何だかこの連休中もすったもんだがあり、もう何もかもが嫌になったり八方塞がりのような気がして頭がぐちゃぐちゃだったので、久々に自分のためにカードリーディングをした。

 

3枚のカードを引くものだが、飛び出してきた3枚が3枚とも同じテーマで笑ってしまった。

 

共通していたテーマは「クリーニング」

つまり、綺麗にしろということ。

部屋の掃除から始まり、体から頭の中から心の中から、掃除をしなさいと、そんな感じの出方をしていた。

 

掃除をすると運気が上がるというのは良く聞く話だが、ここまで重ねて言われると…

 

確かに、部屋はこのところ相当散らかっていた。

散らかって落ち着かない部屋で、心もだんだんぐちゃぐちゃになっていったのかもしれない。

私も、家族も。

で、そんな環境にいると不思議と無気力になって行く。

 

心が散らかって部屋も散らかる。

部屋が散らかって心も散らかる。

どちらのパターンも、あったように思う。

 

いつもそうだったわけではない(と思いたい)が、そりゃあ飲んだくれもしますわな。

 

ということで、昨夜は遅くからリビングを「夜中に出来る範囲で」片付けた。

 

出来ることだけ済ませて、寝る前には部屋を暗くした後、10分程度座って目を閉じ、座禅や瞑想と言うほどではないが「頭を空にする」ような感じで呼吸に意識を向け、静かに過ごしてみた。

 

朝は、穏やかに目覚めた。

問題は何も解決していない。

が、穏やかに落ち着いて対応している自分がいた。

何なら夜中に出来る程度の片付けしかしていないので、さほど部屋の状態が変わったわけでもない。

なのに心が平和な気がする。

 

これ、いいかもしれない。

しばらく続けてみたい。

 

100日を目指すならちょうど半分まで来た。

いいタイミングで始めたことは続きやすい。

 

50日

いいタイミングじゃないか。

 

家の中を片付けて

断酒(できれば禁煙も)で体もクリーニング

瞑想などで頭をクリーニング

 

というのが理想かな。

 

今日は何故か、食事の支度をするのも苦にならず、食べたかったひじきの炒り煮とかぼちゃの塩煮を作って食べた。

こんな感じの日が毎日でなくとも続けば、酒やタバコを入れないだけでなく、体に優しいものを入れることにも繋げて行ける。

 

あんまり頑張ると続かなくなるので、例えば寝る前に5分片付けるとか、1日に3つ捨てるとか、3分瞑想するとか、そういう軽い感じで行けたら。

 

と、今日は思う。

 

 

49日目:死んでからなら

四十九日と言えば、そういう日。

極楽浄土へ行けるかどうか、閻魔大王さんが判定を下す日だそうだ。

 

この日辺りで、亡くなった方が成仏するとかそんな話も聞いた事がある。

7週間というのは、いくつかの世界観の中で節目の日なのかもしれない。

 

私は無宗教なので地獄だとか極楽だとかの詳しいことは分からないが、自分はどうだろう。

 

何か節目を迎えているだろうか。

 

断酒からもうすぐ、7週間が経とうとしている。

 

何かは変わっただろうか。

何かは取れただろうか。

何かは得ただろうか。

 

正直なところ、ハッキリとしたことは分からない。

自分のことってのは、意外と分からないもんだなと思う。

自分のことは自分が一番分かってらぁ!なんてセリフは良く聞くが、私はそのタイプではないということか。

 

なので、明確に「これ!」とはなかなか言い難いが、何となく程度には「悪かないな」と思っている。

 

分かりやすいところで「悪くない」と思うのはやはり体調だろう。

 

もちろん、表面的に起きる問題は深刻なものが多いし、途方に暮れてしまうような日もある。

あるが、これは飲み続けていたならば気付かなかったか、蓋をしてやり過ごしたかして、もっと取り返しのつかない事態になっていたのかもしれないと思う。

 

今気付いて向き合う日々を過ごすことになっているのは、一面は辛いようでいて、もう一面は有難い事なのではないかとも思うのだ。

 

酔って麻痺した頭で考えたところで解決策など思いつかないし、それ以前にそもそも考えようという気にすらならないのだから。

 

ただ一時的に忘れ、問題を見ないようにするだけ。

 

今日はとりあえず飲んで忘れよう、明日スッキリした頭で考えた方がいい、などと自分を正当化し言い訳し、ただ一時的な高揚感に身を委ね、酔いつぶれて記憶も断片的に失くす。

「明日考えよう」の明日は、酔いつぶれる日々を過ごす限り永遠にやって来ない。

 

それでも、飲まずに素面で向き合おうとした時、問題の上っ面ではなく「本質」を見よう、見つけよう、そう考える。

 

同じ「考える」にしても見るところ、見る向きが変わる。

 

これは、私にとっては新しい発見だった。

 

発見したからと言って何か名案が浮かんだのかと言われれば、残念ながらそう簡単には行かないが、それでも日々向き合い考え時にぶつかっても、飲んだくれていた時よりは何かが少しずつ違う。

 

酔った勢いでまともに話も聞かずブチ切れることもないし、話が支離滅裂になることもない。

話はたとえほんの少しでも、進展する。

 

遠い道のりも、まずは一歩から始まる。

その一歩がたとえ1ミリだろうと、進むと進まないでは大違いなのだ。

 

現段階では「良くも悪くも」と言わざるを得ないが、停滞していた何かが動き始めるということは確かだと思う。

 

今までのことは閻魔さんにブチ怒られるだろうが、これからの私は…ちょっとくらい成長したい。

 

今更でも。

48日目:ホヤ祭りへ

眠気に勝てず寝落ちの昨日は、ブログを書かなかったが飲まずに過ごした。

 

なので昨日のことは簡単に記録しておこう。

自分のための断酒日記だから。

 

ホヤ祭りというイベントをやっているので是非行きたいと、数日前にホヤ好きの旦那さんから言われていたので、この日は予定通りホヤ祭りへ。

 

祭りと言ってもそんな大規模なものではなく、気仙沼産のホヤが少し安く買えたり、様々なホヤ料理の出展があったり、その他の海産物をお得に買えたりと、そんな感じだ。

 

ホヤポテト、ホヤの唐揚げ、ネギ塩ホヤの3品を購入し、その場で食べてきた。

 

会場では地元の日本酒も推されていて、升酒を試飲で配布していたり、そもそも「ホヤ」がメインなので朝からビール売り場も賑わっていた。

 

紙コップのビール片手にホヤを味わうオジサマ達や、升酒に目を細めるおじいちゃんなどを横目に、いかにも「ホヤで一杯やりましょう」的な雰囲気に流されることなく帰ってきた。

 

ちなみに私はホヤが好きなわけではないので今回は升酒やビールに心を動かされることはなかったが、野球観戦などとなれば大分難しいだろう。

 

まだスタジアムに足を運ぶ勇気はない。

 

50日を目前にスリップなどしたくない。

まだまだ負けてはいられない。

47日目:打ちのめされる日も。

少しずつ良くなってきてるのかな…などと期待した矢先に「そうではなかった」という事が分かると、人は打ちのめされるもの。

 

少なくとも、私はそういう事があると結構落ち込む。

それが怒りのようであったり悲しみのようであったり、時に無力感であったりと、その状況によって感じ方は変わるが、気分は相当落ち込む。

 

考えないようにしようと思っても気がつけばその事を考え、さりとて何か名案が出るわけでも問題が解決するでもなく、ただただその「どうしようもなく落ち込む状況」に身を置いている事が多い。

 

今日はまさにそんな状況に陥るような事があり、我ながらなかなかの落ち込みっぷりだった。

 

そろそろタバコもやめたいと昨日書いたばかりなのに、今日も買ってしまった。

吸わずにはいられなくなるような状況になるだろうと予測しているかのようで、そういう自分もまた嫌だ。

 

別に、明日に希望がないわけではない。

そうと決まったわけでもない。

何とかなる事もあるだろうし、現段階では多分どうにもならないので何か手立てを考えなければならない事もある。

希望がないとは思わないし思いたくない。

でも、一筋の光も見えなくなる日は、やっぱりキツイ。

 

今日の私は、酒に逃げないためにタバコを買ったのだろうか。

 

「せめてタバコくらい」という気持ちで買ったのだろうか。

 

今日も飲まずに過ごせているけれど、タバコの世話にはなっている。

 

抜け出したい、ここから。

 

きっと私に呪いをかけているのは私自身であって、それを解く事が出来るのも私なのに。

 

どんな呪いで、どう解いたらいいのか、まだ見えない。

 

見えないから焦る

分からないから苛立つ

苛立つから、それをどこかにぶつけたくなる。

 

自分の力ではどうしようもないことを、どうにかしようとアレコレ考えてみては沈み、今度は考えることをやめたくて酒を飲み、タバコを吸い、現実から逃げてきた。

 

ツケは必ず回ってくる。

人生の残り時間があとどれくらいなのか、沢山あるのか残り僅かなのかは分からないが、どうやらあんまり焦らない方が良さそうだ。

 

 

 

46日目:水もいいけど

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左の水筒は会社に持って行っているほうじ茶。

右のボトルは熱い紅茶が入っている。

 

水筒は熱いお茶を入れても持つ時に熱くないが、300円のプラスチックボトルは熱くてとても持てない。

なので使い道が限定され出番の少ないリストバンドをつけてみたら、これがなかなか役に立つ(笑)

 

本来の使い方ではないが、これはこれで気に入っている。

 

今日は私の住む東北も気温が上がり暑かったらしいが、私は朝から夕方までをビルの中で過ごしほとんど外に出ない上、今日などは休暇の人も多いため人口密度減少で涼しい事務所内だった。

 

冷たいものを飲みたい感じでもなく、体を冷やすことも極力したくないので、結局はホットドリンクになる。帰宅する頃にはもうすっかり暑さはなくなっているので、帰ってからもやっぱりホットドリンクだ。

 

このところ家では右のボトルに水を入れて飲んでいたが、飽きはしないものの味も素っ気もないので、なんとなく紅茶にしてみた。

 

ちょっと雰囲気が変わるだけでも気分が違うので、たまには香りのいい紅茶やハーブティーなんかを入れてみるのも目に新しくて良いかもしれない。

 

ちょっとしたリラックス効果もあるのだろう。

温度と香り、そして色と味とでホッとする。

 

何より、冷たい飲み物はついガブ飲みしてしまうところだが、熱い飲み物だとそうもいかないので、強制的に少しずつ飲むようになる。

 

これがまた水分過多になりがちで冷えやすい私にとっては合っているように思う。

 

夏に向けて、あれこれと試行錯誤中なので、今後も色々と目に付いたものを試してみよう。

 

要は酒を飲まないためにやっていることなのだが、なんとなくでもリラックス出来たりホッとしたり身体が温まったりとオマケが付いてくるので、さほど苦にならない。

 

どこかへ出かけたら、良さそうなお茶などを探してみるのも楽しそうだ。

 

こうやって少しでも楽しみながら出来るのであれば、禁煙なども少しは楽に出来るのだろうか。

 

そろそろ、タバコともおさらばしたいと考えている。

 

今こうして断酒がある程度続けられているのは、禁煙とは違って「会社にいる間は絶対に酒を飲めない」というのが大きな要因と思っている。

 

もちろん前々から日を決めて準備してきたこともあるが、どうしたって仕事中は酒を飲めない事が決まっている。

家に帰ってから次の朝出勤するまでの我慢、そして休日を乗り切ることの繰り返しだ。

 

ところが禁煙ってのはそうは行かない。

会社にいても休憩時間に一服できるし、通勤中にも喫煙所に入ればタバコは吸える。

 

ここをどう上手く乗り切るか…

もう少し策を練ってみよう。

 

酒にもタバコにも頼らない人生、などと言えば大げさだが、生まれてからある程度の期間は誰でも間違いなくそうだった。

そういう時間を過ごしてきたはずだ。

 

きっとできる

…と思いたい(笑)

45日目:冷蔵庫の毒

またまた下書きして寝落ち。

これが日課にならないようにしないと…

 

というわけでまたもや前日書いたものを今日も終わる頃になって上げる私だ。

 

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我が家の冷蔵庫のドアポケット部分には、ほぼ常にアルコール飲料が入っている。

 

いつでも切らさないようにしていたし、私が酒を飲まなくなった今も、旦那さんは飲むわけなので、結局いつでも冷蔵庫にはビールやチューハイなどが冷えている。

 

要するに、いつでも飲もうと思えばすぐに飲める状況が整っている。

 

断酒開始して暫くは、帰宅してすぐに冷蔵庫からビールを取り出して「まずは一杯!」のクセで、何度も冷蔵庫を開けてビールに手を掛けてはハッとするの繰り返しだったが、そういうことも日が経つにつれて減り、今はもうほとんどそういうことはなくなった。

 

この連休は暑かったので、正直なところかなりビールが恋しくなった。

 

でも、負けずに済んでいる。

ここ最近は、漫画アプリでその日読める分を読むだけで何故か眠くなるので、暑かったし冷えたビールで一杯という気持ちはもちろんあるが、眠気の方が勝ってしまい寝落ちの夜も度々。

寝落ちの結果、負けずに済んでいるだけとも言うが、それでも飲んでいないことだけは確かなので、ひとまず良しとして。

 

こうしてみると、誘惑に勝ちたいというか負けたくないというか、とにかく「負けるわけにはいかない」という時には

いっそ寝てしまう!

というのが意外と有効な気がしている今日この頃である。

 

もう最低限のことだけ(例えば化粧落とすとか歯磨きするとか)済ませて、洗い物なんかは明日やればいいや!ってぶん投げて、エイッ!と寝てやるのだ。

 

気づいたらもう朝になっている。

飲まない夜カウンターはまた1アップだ。

何なら肌にもいいし、睡眠負債も若干返済できる。

 

それで次の朝早めにスッキリ起きたりなど出来た日にはもう最高だ。

 

まぁいつもそう上手くはいかないが、上手く行く日は得した気分になる。

 

しばらくはこの手で行きたい(笑)