37日目:暑い1日を過ごした後は…
私の住む地域では今日の最高気温は29.5度を記録したそうだ。
なんだなんだ一体!
もう夏なのか⁈
まだ4月だってのに、地球が心配になるレベルの暑さだ。
今日は旦那さんの実家へ行ってきた。
県内だけど、我が家よりも1時間ほど車で南に走ったところ。
いや暑かった。
もう早々と藤の花が咲き始めていた。
これくらい暑い日になれば、恋しくなるのはやっぱりビール。
この夏は正念場だろう。
今日に関しては、昼間はかなり暑くなったものの夕方はすっかり涼しくなり、薄着で出かけたので帰りは少し寒いくらいだった。
これくらいならば、飲みたくて仕方ないというほどにはならなくて済みそうだ。
これから、だんだんと暑くなって行く。
ビールや缶チューハイなどのCMもガンガン流れ、目にしないで過ごす事は難しくなるだろう。
上手い対策を今のうちから考えておくのが良さそうだ。
私は小さい時から炭酸が好きではなく、アルコールが入っていない炭酸は飲めない。
なぜビールやサワーが飲めるのか自分でも不思議に思っていたが、アルコールによる感覚麻痺などの一種だったのかもしれない。
そういうわけで、炭酸水をガブ飲みして乗り切ろう!というのは難しそうだ。
以前よく飲んでいたハチミツリンゴ酢は、炭酸で割ったものでも飲めたし水やお湯で割ったものも美味しく飲むことが出来た。
なんならちょっとサワーっぽい雰囲気も出る。
が、カロリーが若干気になる。
毎日何杯もガブガブ飲むものではないかなと思う。
今日旦那さんの実家では、お義父さんが浄水にレモン果汁を足したものを飲んでいた。
それも良さそうだなと思ったし、何より手軽に出来そうだ。
近々試してみようと思う。
あとは…何かあるかな。
個人的には黒酢を使って美味しく飲めるローカロリーなドリンクが何かできないかと考え中だが、どうしても私の中で酢とハチミツはセットになってしまう。
黒酢を使った美味しくてローカロリーのドリンク…そんな都合のいい飲み物が欲しい(笑)
ところで天気予報によれば、明日は今日とは打って変わり冷えるらしい。
暑くなってから何を飲もうかと思案するより前に、気温のアップダウンに負けて風邪などで寝込むことのないように気をつけるのが先か。
飲むものより先に明日の着るものを考えた方が良さそうだ。
ベランダに出てみれば既に冷んやりとした空気が漂っている。
そんなこんなで37日目の夜が過ぎて行く。
今日も明日も、飲まない夜を!
断酒から5週間!
1日1日、酒を飲まずに過ごす日を重ねて遂に5週間。
小さいけれど一歩ずつ、確かに歩いている。
短い距離であっても、進んではいるという事だ。
これから先、何歩か進んだ先、後退してしまう日もあるだろうか。
それとも、納得の行くまで進んだ先で歩を進める事を辞めるだろうか。
先の事は分からないが、思う事はやっぱり「人生が終わる時に感じる後悔を1つでも減らしたい」という事だ。
こうして、土曜日が来るたびに「断酒から○週間」と数える。
それがあとどれくらい続くかは分からない。
今は毎週毎週○週間と数え、そのうち毎月毎月○ヶ月と数えるかもしれない。
そこまで続かないかもしれないが、「○年」と言えるほどに続けたいと思う。
理想も希望も、こうして1つを言葉にしてみれば1、2行の話。
しかし、それを叶えるためにかかる時間と努力は決して軽くはないものだということ。
たった
「今日から酒飲まない!」
これだけのこと。
10文字にも満たない希望。
それを叶えるために日々重ねる時間と、自分との戦い。
軽くはない。
いつかは軽くなって行くだろうか。
闘わなくても済むようになるだろうか。
いつかは、断酒していることすら、酒という存在すら、忘れてしまうほどになれるだろうか。
先の事を今どれだけ考えても仕方のないことではあるが、ついつい考えてしまう。
未来を望むようにしたければ、結局は今この瞬間を、ここからの1時間を、今日という1日を、地道に飲まずに積み上げて行くしかないことは百も承知のはずなのに。
今日の自分があるのは、昨日までの自分がいたから。
明日の自分は、今日の自分次第。
未来の自分は、今の自分次第。
過去はもうどんなに頑張っても、少しも変わらない。
変えられる未来の自分のために、今できる事をやって行こう。
「ありがとう、あの時の私!」
そう思う日が、いつか来るように。
クリスマスローズが満開だ。
夜の外は春の匂い。
もみじの葉も開いて来た。
金木犀の木にも、新しい小さな葉が出て来ていた。
季節が移っている。
何かをしても、何もしないでいても、同じように時間は流れている。
今日今この瞬間、時間だけは平等に与えられている。
使い方はそれぞれだ。
たまに思う。
私に残されている時間は、あとどれくらいなのだろう、と。
別に今、病気をしているわけではない。
少なくともそういう自覚は無い。
何か差し迫ったものがあるわけでもない。
明日事故にあうとか犯罪に巻き込まれるとか、予感などがあるわけでもなければ、そんな能力も持ち合わせていない。
ただ、たまにふと、何となく思うのだ。
ぼんやりと。
やっぱり、
やっぱり、
後悔ゼロは無理でも、ゼロに少しでも近づけておきたい。
気持ちも新たに、6週間目を過ごして行きたい。
35日目:ようやく週末。
やっと週末が来る。
何だか今週は毎日のように色んなことが起こり、アップダウンどころかダウンしっぱなしだった。
そのせいもあって精神的にも参ってしまい、何度か冷蔵庫の中でキンキンに冷えている頂き物のプレモルに手を伸ばしかけた。
思いとどまりはしたけれど、結構危なかった。
こんな日々も、いつかは笑って思い出したり経験談として語ることが出来たりするのだろうか。
今は到底想像もできないが、そんな日が必ず来ると信じるしかない。
少しでも信じていないと、一歩も前に進めないんじゃないかと不安になる。
明日は土曜日。
断酒開始の土曜から5回目、つまり5週間ということだ。
開始当初は、ひと月も経てばかなり楽になっているものと勝手に想像していた。
期待もしていたと思う。
が、フタを開けてみれば現実はそんな甘いものではない。
激辛である。
もちろん、最初に比べたら幾らかは楽なのかもしれない。
いや、楽な日もあるにはある、というのが適切だろうか。
分かったのは、一概に「日に日に楽になって行く」とは言えないという事だ。
置かれた状況や起こる出来事にもよるだろう。
気分の浮き沈みもある。
沈む日はやはり飲みたいと思ってしまうし、下手に浮いてしまったばったりに逆に飲みたくて仕方ない日もある。
沈んで沈んで沈み過ぎて、もう飲む気すらしない事だってある。
まぁ色々だ。
と、こんな事を書くと断酒はただただ永遠にツライもののように聞こえてしまうかもしれないが、私自身は飲みたい気持ちと戦いながらも別にそれが嫌だとか、もう辞めたい、諦めたいなどとは思っていない。
そこがまた不思議なところで、辛い日も苦しい日もあるが、それでも私は今後も断酒を続けたいと思っているのだ。
精神的な部分はさて置き、実感できている体の変化は結構なものなのだ。
腹のスッキリ感や体重の変化、記憶力がアップしたり関節痛を感じなくなったり、血圧も下がったり。
以前にも書いたが体調面で悪くなったことがないというのは本当に大きい。
「いっそ飲んでしまった方がどんなに楽か!」と心の底から思ってしまうような日も乗り越えられているのは、そういう変化を嬉しいと感じている自分がいるからだ。
まぁ、飲んでしまった方が楽というのは、楽になった「ような気になるだけ」ということくらいは知っている。
もう騙されるもんか!とも思っている。
だから、今後も騙されてやらないぞ!と心に決めて、6週間目に突入して行きたい。
34日目:まだまだ訪れる試練
生きていれば、色んなことがある。
年頃の子供を育てていれば尚更、毎日悩みは尽きないものだろうと思う。
それにしてもまぁよく続く。
こんなに?こんなになの?
私、なにか悪いことでもしましたっけ?
なんかの罰ですかコレ?
とか言いたくなるほどに。
でも、飲んでなんかやらないんだ。
こんな時こそシラフだシラフ。
なんつって、今日はノンアルに頼る私であった。
33日目:一気に疲れが来た
昨日の次男の部屋片付けで思った以上に体力を消費したのか、はたまたその後の夜更かしからの寝不足が原因か、それともまた別のことか。
原因は何だか分からないし複合かもしれないけど、今日はとても疲れを感じる。
こんな日はやはり、横で飲んでいる旦那さんが羨ましくなる。
一口だけちょうだいとかマジで言ってしまったらどうしよう…
と、気がついたら朝になっていた。
どうやら買いてる途中で、コタツで寝落ちしたらしい。
無意識に飲んだりしていなくて良かった(^^;;
昨日の日付でアップしとこ(笑)
32日目:ちょっとだけでも復活
色んな意味で復活したかったので、まずは弁当から(笑)
長男の弁当は高校生なので毎日作っていたものの、自分のは怪我以来サボりっぱなしだったので、今日から復活して行きたい。
朝は普段から食べないし、夜は作った料理の味見程度で殆ど食べずに飲みっぱなしだったので、せめて昼くらいはと弁当を持参していたのに、怪我からの3週間ほどは毎日コンビニのパンとスープ類。
これじゃせっかく酒をやめたのに自分から病気になりに行くようなものだ。
そして数百円とは言え週5日毎日買い飯だと出費がかさむ。
これも、せっかく酒をやめて浮いた金額がチャラになるようでバカバカしい。
ようやく骨の痛みも和らいで来たので、ここら辺で気持ちも新たに、またやり直したいなと思っている。
気負わずに、地味弁をチマチマと続けていけたら、それで充分。
今日も飲まずに過ごし、前々から気になっていた次男の部屋を一緒に片付けた。
あまりの散らかりっぷりに半分程度しか終わらなかったが、それでもやる前と後では全然違う。
大量に出たゴミは、長男も伴って3人で捨てて来た。
心の中のゴミも、こうやって袋に詰めて捨ててしまえたらいいのに、なんて思いながら。
なかなか一気には難しい。
それでも、ずっと気になっていたことが少しでも片付き始めるのは、やっぱり気持ちがいいものだ。
片付いたとはまだとても言えない状況ではあっても、とにかく「動き始めた」ことは確かだ。
飲んで酔っ払って寝ていたら出来なかったこと。
明日の私も、飲まずにいられますように。
そして、飲まない時間を有意義に使えますように。